okyom2's diary

シンプルな生活スタイルや忙しさに負けない身体メンテをストイックに追求しつつ、人生たのしんでいます。東京・中央区日本橋エリアに主に出没。屈折気味なのが玉にキズ(笑)

ともだち考1

げにやげに 難しけるは 人との間

全く自慢にならないことではあるが、私は友達が非常に少ない。
どうしたら友達が増えるだろうか。

世間と隔離されている人でもないし
(家に引きこもって仕事してない人とか)

すごい変人とも思わないし
(むしろ凡人であることを自覚するこの頃)
趣味や仕事を通じてそれなりに仲間・同僚・取引先といえる人はいて
全員とはいかないけど力むこともなく、仲良くやっている方だと思う。

しかし、友達が欲しい。切なる思いで求めている。
そう思い、ここ2,3年は友達づくりを目標に活動してきたが、残念なことに成果なし。少し交流が芽生えたような人はポツポツとできたけれど、いつ切れてしまうご縁かと思う。まったくトモダチがいないのか?

今のところ自信を持って友達といえるのは妹くらいだ。
うん、あいつはトモダチだ。

しゃべってれば楽しいし、呑んでも話が尽きず面白い。
興味の方向性も割合同じだから興味が持てる。
もちろんそれなりに気を遣う部分もあるが、基本言いたいことは全部言うし、聴く。
喧嘩しても謝らなくても関係は続いてゆく。
迷惑掛けても大丈夫な存在である。
気軽に会うかと誘える。断るのも気楽。
あと、付き合いが長いおかげか(妹だから当然だが)お互いの長所もよくわかっていて尊敬できる部分を知っている。
もちろん敬意を払ってもらえていることも妹から伝わるので、話していても張りがある。
しょうもないやつだなと思いつつ、お互いを信頼している(多分)

書きだしてみて、これが私にとっての「トモダチ」なんだと思う。


そんな妹に言われたて気がついたのだが、

私は「友達」の線引きがすごく狭いようだ。
「きょーねーちゃんの欲しいのは、友達じゃなくてマブダチだよね」

つまりハードルが高いらしい、高すぎるのか?

 

真剣に「友達」って何だ?!と考えてみる。

とりあえず、自分の周囲を見渡し分類してみた。
・プライベート関係
・趣味やお稽古関係
・会社同僚
・幼馴染や郷土のつながり
・色恋の感じられるつながり、異性の友達
・そのほかのつながり


まずはプライベート関係について考える。

主にfacebook友達とか、という切り口。

1回会った程度ではもちろん友達ではない。何かの集まりでたまたま話が弾んでfacebook友達申請ってかなり違和感。せめて3回くらい会ってから申請しよう、と思い、機会をうかがうが95%その3回目は無い場合が多い。
そもそもfacebookフィードに流れる9割は個人事業主さんの宣伝目的の記事である。こんな活動をしています、とごく自然に気に留まり応援したくなる。目に触れる機会が多いほど親近感が湧くのは当然。洗脳手段のひとつなんだから仕方無い。そう割り切って楽しめるなら良いが、そうなるためには相手とほぼ実力差がなくある程度対等でければ無理かなと思う。それにしてもFacebookって、お人好しな見込み客さんを集めるには格好のツールなんだと思う。かつてはそのお人好しさんであった自分がいうのだから間違いない。

残る4%もほぼほぼ顔を合わすだけの薄いつながりが多い。このへんを「知り合い」というと思う。なかなか、呑んで話尽きず、の状態になる人がいない。毎回顔を合わせているから友達ではない。商売からんで「見込み客」とみなされているならそれは私にとっては知り合いところが時間泥棒である。

しかし始めから商売前提と明言ならまた違う。取引先候補という入口から入って、実はイイやつで友達ならわかる。トモダチですという入口から入ってきて出口はショーバイというのはただの詐欺師か。ターゲットが身内、というやり方は本当にどうかと思う。自分にも身に覚えがないわけでもないし、意識しないでやってしまうパターンでもあるので、よくよく戒めたい。

 

文章に書き出してみるとあらわになるな。
残った1%の人は、私にとって大切な人である。
あらためて、大事にしようと思う。

 
それにしても、読み返せば我ながらなんて屈折しているんだろうかとあきれる。
実は性格ワルイのか?!実にかわいくない性格だ。そりゃあ、友達できなくてもショーガない。素直に「友達だ!」と楽しく喜んでいればもっと気楽で幸せだろうに。しっかし、そう思えないワケなんだから、まっ、仕方無いさと開き直り、さらに考察を進めてみることにする。