逃げるか追うか
昨日はちょっと久しぶりな感じで自転車通勤であった。
ここのところ雨降りが多く、
チャリラン通勤(訳:自転車で走って通勤)を控えていたのだが、
やはり7.5kmの道のりもつるっと到着。(ほんとに)
皇居北ルートだと程よい坂道で
千鳥ヶ淵の景色も季節折々気持ちが良い。
そんな皇居回りの通勤道なのに、昨晩の帰り道ビックリなことが。
ちょうど気象庁前くらい(大手門あたり)の車道を走っていると
わざわざ車道をこっちに向かって歩く歩行者が。
(男性、40~50代くらい?)
避けよう、とグッと距離を取り離れると、
なんと鞄を振り上げこっちに近寄って来るではないか?!
あっ こいつ やばいやつ、
とさらにハンドル切るも間に合わず、鞄で叩かれた。
「コラー、なんだーーーーー!!!」と
こっちも大声で叫ぶも、そいつは飄々と去ってゆく。
追いかけて鞄ではたき返してやろうか。
こっちは自転車、逃げ足は速い!
とは思うも、周囲はひと気なく、
自転車倒され反撃されたら腕力としてかなり不利。
悔しいけれど、追わずに逃げる、というか去る。
出来事を反芻しながらペダルを漕ぐ。
作業着っぽい服装、こけた青白い頬。
ビルの作業員か?上司にいじめられた八つ当たりか?
官庁が多くあるエリアだし、不条理に取引切られたとか?
それとも単純になにかの中毒者か病気?キチガイ系の人?
私がよほど弱そうで、八つ当たりしやすそうだったのか?
それとも、そういう腹立たしい出来事に同調し、
引き寄せるような自分だったのかもしれない。
それを気づかせるために、出来事として起こったのかもしれない。
身体の水分が足りないと乾燥肌になるように、
内々の自分自身の状態が反映されたのであれば
これは、素直に我が身を振り返るきっかけである。
不平不満をためないよう、持たないよう、気を付けよう。
我慢するんじゃなくて、不満な事態を招かない、
普段の行動をとろうと思う。
すべては私のために、起こってくれていること。
と思わなきゃ、いろいろやってらんない。