okyom2's diary

シンプルな生活スタイルや忙しさに負けない身体メンテをストイックに追求しつつ、人生たのしんでいます。東京・中央区日本橋エリアに主に出没。屈折気味なのが玉にキズ(笑)

本読み・「風邪の効用」野口晴也著

「風邪の効用」という本を読んでみた。

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このたび風邪をひいたので、折角だから風邪に詳しくなろうという動機。
多分エライ整体師さんの書いた本。

防備録的にメモ。
野口先生ファンが読んだら、違うよ!と
反論されるかもしれないけど
あくまでも一個人私の言葉で書いていることご了承ください。


風邪とはやっつけるべき病魔ではなく、
身体のかたよりや、疲れを強制的に休ませ回復させるためのもの

身体の調整のための経過=風邪をひく、ということ
風邪が身体の掃除となり安全弁してのはたらきがある

だから、風邪薬とかのんで強制的に直させようとするのは
(風邪の治療に工夫しすぎた人、という表現に納得)
その経過を却って邪魔してしまい、身体の回復が素直にいかなくなる
ということだそうな

なるほど~~そうだなと思う

頭を遣いすぎると頭部の風邪。鼻、のど、頭痛、眼痛など
今回の私の風邪はこれだった。
2月は確かにブログをたくさん更新している!
頭たくさん使ったかな?知恵熱か?!

いや、たくさん悩んだしなぁ
厭世感に浸りすぎだったのか
もう悩むのは止しておくれよ、と訴えたくなるほど
脳みそが疲れちまったのかもしれない。

そうなると、
鬱な気分も、これ以上ダメだよというレベルになると
ちゃんと身体が気分の調整すべく、風邪をひかせたのかもしれない

身体サマサマである。

ある人の言葉で、
「精神が上ではない、身体が上だ」
とあったが、ほんとうだなとあらためて思う。


風邪が経過し終わると、脱皮したようにサッパリし、
あたらしい身体になる、とのこと。

おかげさまで風邪が治った今、確かにそんな気分だ。
お肌の調子も良くなったし、顔もちょっとシャープになったかな?(やつれた?)
何より、自然体で背筋がシャキッとしている。

最後に、本の抜粋「風邪を全うする要領」
1・身体を弛めること(寝ているだけでは弛まらないから整理体操をする)
2・冷やさぬこと
3・温めること
4・発汗は引っこめないこと(冷やして汗を引っこめるのでなく乾いたタオルでふく)
5・風邪の全行程における急所
  平温以下の時期を安静にする
  平温に復したらすぐ起きる
6・水分を多めにとる
だそうな。

今まで自然にやっていることが多く、嬉しい
風邪だからこそストレッチしたり、
なりふり構わず着ぐるみ温めたり、
とにかく良く寝て
たくさん水分とって
たまには刺激物も摂り(しょうが酢湯など)

今回は特に、とにかく良く寝て、寝倒した。
疲れていたんだなと思う。
身体の声を聞くのは大事だなとあらためて思う。

 

「風邪の効用」野口晴也著

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